昨夜も寝られませんでした(花豆より)

ウエハースさん、こんにちは。
こちらはまさに三寒四温といった感じで春に向かっています。
そちらはお変わりありませんか?

第一信をありがとうございました。
オランダの気候の想像がつかないのですが、雨が多いのでしょうか?  太陽が出たときのテンションの上がった根井さんを想像して、少し笑ってしまいました。

昨年はダウナーだった時期もあったとのこと、気圧の関係などもあるかと思いますが、お天気の良し悪しって結構心に響きますよね。お大事になさってください。かく言うわたしも、最近はすっかり元気になりましたが、うつ病の治療を続けているので(いきなり重い話でごめんなさい!)、そんなときの猫という存在のありがたさはとてもよくわかります。顔色をうかがうこともなく彼らの都合で動く彼らは、こちらがどんな状態でも変わらずに接してくれる、本当に気の置けない相棒といった感じですね。そんな猫の温度がわたしにはとても合っているようです。

まだ寒い日が多いので夜は猫たちが布団に入ってきます。どうもわたしは殊更オス猫たちに懐かれているようで、両脇に1匹ずつ抱えて眠ることになるので寝返りも打てず、非常に寝苦しいです。でも「昨夜も寝られなかった」という苦言って、若い頃にしがちな徹夜や寝不足自慢みたいで、懐かしいような恥ずかしいような、でもやっぱり一番は嬉しかったりします。

そうそう、猫から話が逸れますが、わが家には息子が飼っているドジョウが3匹います。先日、そのうちの1匹が水槽から飛び出してしまって瀕死に…慌てて水槽に戻しましたが、いつから外にいたのかもわからない状態で、水槽に戻しても横になって沈んでしまいました。さすがに覚悟したのですが、それが少しずつパクパクと呼吸を始め、だんだん体勢が直り、数日後には泳ぎ始めてエサも食べられるように! 乾いた田んぼなどでも自分の粘液でしばらく生きると聞いたことのあるドジョウですが、その生命力の強さには本当にびっくりしました。ちなみに、最初はとくに思わなかったのですが、ドジョウかなりかわいいです。
(もう飛び出さないように水槽にはネットを張りましたよ。)

さて、こちらもつらつらと書きましたが、わたしも昔、高校の同級生と文通をしていまして、便箋に何枚もびっしり書いて封筒がものすごく分厚くなったのを思い出します。何をそんなにたくさん書いたのか、夜中に熱く書き連ね、翌朝読み返しては赤面したりしていました、そういえば。
往復書簡の話をしたときに、実際に手紙のやりとりを? ということも考えたのですが、根井さんが「乱筆」だと仰るので(笑)、こんなかたちになりました。基本的には根井さんへ宛てていますが、なんかこうして公開しちゃうのもなかなか悪くなさそうですね。