粛々と絵を描き、投票し、酒を飲み、(花豆より)

(風邪で寝込むわたしの足元…)

ウエハースさん、こんにちは。

年明け気分が抜けないまま過ごしていたら、あっという間に2月も後半に……。年々時間が経つのが風のように早くなってゆくのはわたしだけでしょうか……。

冒頭から暗いというか、辛いというか、やるせない話題になってしまいますが、2月8日にあまりにも急で勝手な解散による衆議院選挙がありました。ええ、もちろん怒っていますよ。理由のよくわからない解散な上、2月のこの時期の選挙は豪雪地帯の雪国の人たちや受験生や島嶼部の人たちなどなど、置き去りにされる有権者があまりにも多く、しかも当日は東京でも珍しく5センチほど積もる大雪になりました。怒っても地団駄踏んでもどうにもできないもどかしさのなか、ザクザク雪を踏みしめて投票には行きましたけども。(そしてそのまま、出展している『10周年記念展』にひるねこBOOKSへ在廊しに行きましたけども。)ところで今回の選挙、根井さんは在外投票できたのでしょうか? それとも置き去りの対象となってしまったのでしょうか??

雪をザクザク投票へ…!
怒りの投票完了!

選挙結果は言わずもがなですが、ある程度予想はしていたものの、与党の圧勝で終わりました。高市政権にとってはより地盤を固めることのできた大成功の解散総選挙となりました。しかし蓋を開けてよく調べると、小選挙区比例代表制のマジックがかなり自民党に有利に働いたのではという情報もあり、選挙制度そのものが自民党が勝てる要因になっているようで、制度を見直すことはできないものか、いやせっっかく有利に働いているものを変えるわけがないよなーと思ってみたり。とはいえ、高市政権の支持率の高さはそれなりのものなので、どうしてそうなるんだろー……と不思議ですが、若い人を中心に「期待感」が高いというのが、問題の根深さを感じずにはいられず。。

今回「投票に行こう」と呼びかけるだけでは色々と足りないと思われ、「差別反対」や「戦争止めたい」「裏金議員を落とそう」などの呼びかけもかなり増えていた印象でしたが、もっとふんわりとした「高市さん良さげ」「頑張ってる感」というイメージ戦略に、まんまと完敗してしまったような気がしています。プロモーションに莫大な予算をかけているのでしょうが、「上手く」やられてしまったのですかね。。

この結果、消費税もどうなるかわかりませんが、高市さん念願の憲法改正も進められてしまうでしょうし、防衛費も増えますでしょうし、すぐに戦争にはならないと思いたいですが、少なくとも着々と「戦争もできる国」作りが進みそうで、不穏だし、戦後80年何を学んできたんだろうと悲しいし、心から不安です。

オランダは子供の頃から選挙に関しての授業があったりするんですね。仰るとおり、そういうことでかなり政治に関しての成熟度が増しそうで良いですね。日本ももっと政治に関してのハードルが下がれば良いのに。(ハードルが高いままの方が政権与党にとっては都合が良かったりするのかもしれませんが。)

……と、すみません、、選挙以降の不安と鬱憤を全部吐き出してしまいました。。汗

……と、すみません、、ここまで吐き出したところで、風邪を引いて寝込んでおりました。。(ストレス??)まだ咳が出るものの、体調は戻ってきましたので再開したいと思いますー。根井さんもDMで体調を崩されたとのことでしたが、その後いかがでしょうか? 身の回りでも体調不良の方がちらほら見受けられたので、季節の変わり目とか花粉とか色々あるのかもしれないですね。皆さん、お大事にー!

前回のお手紙からまた時間が開いてしまったので、こちらも色々ありました!

まず、遡って年始はキャッツミャウブックスのご夫妻と仁尾智さんと、松山のerimakiさんが上京なさったので、みんなで新年会をしました。いつメンなので気楽にあーだこーだ話しながら楽しく酔っ払いました。キャッツさんがよく飲まれるキンミヤ焼酎のホッピー割が、わたしの体質にもすごく合うことが最近判明し、キャッツさんのボトルを一緒に空けさせてもらいました。年を重ねて飲めるお酒の種類(翌日体調を崩さない)がものすごく減ってきたので、この発見にはかなり助かっています。(何の話だ。。)

松山のerimakiさんでは、11月に仁尾さんと二人展を開催予定です。今度はもう少し長く松山に滞在したいなーなどと勝手に目論んでいます。ふふふ。

そして、1月末は、冒頭でも触れましたが、ひるねこBOOKSさんで開催された『ひるねこBOOKS 10周年記念展 Part.2』に参加させていただきました。改めてひるねこさん10周年おめでとうございました!です! 年末のキャッツミャウブックスさんでの黒猫をテーマにした展示とはまた変わって、こちらはひるねこBOOKさんや谷中、本にまつわるものがテーマの作品だったので、わたしは久しぶりに黒猫から離れて白猫やぶち猫を描きました。(画像載せますね)


ひるねこBOOKS10周年に寄せて

ひるねこさんでは、5月にも、2023年に開催してご好評いただいた、おいしいものとかわいいもののコラボのグループ展を開催予定です。今作品2点描きあげたところなのですが、今回は思い切りうちの猫たちに登場してもらうので、ちょっと気合が入ります。

その打ち合わせとして、一緒に展示をやるお二人に、猫を見に&ケーキを食べにわが家へ来ていただいたのですが、、やっぱり人見知りはこちゃんは一切の気配を消して雲隠れ、一度も姿を見せてくれませんでした。。残念。。

ニャムニャム……

続いて2月は、毎年開催されていた芸大日本画科の同級生有志によるグループ展に、わたしもすごく久しぶりに参加しました。皆さんガチの日本画を描かれるので、アクリル画制作のわたしは多少気後れしていたのもあって久しぶりの参加になりましたが、同級生って不思議ですね、もう卒業から◯十年も経っているのに、会うと全く関係性が変わらずあの頃のまんまで、なんだか全然気後れしていた意味がわからず、なんだかとっても楽しかったです。まったく変わらずおバカな会話して笑っての時間でした。こういう時間も大事ー。

これぞ日本画!に混ざるわたしのアクリル画(一番上)

仁尾さんが「今年は旧交を温める年」と仰っていましたが、わたしももう少しで生まれて半世紀となる今年、そういうのも良いかもしれないと思いました今日この頃です。

そうそう、根井さんからのご質問で、わが家のクリスマスはどんなもんか?という話ですが、、オランダのクリスマスは静かで年越しはけっこう激しいものなんですね(笑)。日本と反対な感じですね。爆竹や花火がボンボン上がって危険とか、歴史ある教会が焼失とか、指を失くす人がいるとか、、なかなかにハードですな。。なんとなく、激しさでいうと日本各地の夏のお祭りなんかに近いんですかね?(ふんどし姿の漢たちが激しくぶつかり合ってけが人続出、的な浅いイメージ。。。)

でも、お手紙にあったように、夏に暗くならないオランダでは冬に花火が普通なんですね、言われてみればそうか!面白い〜。

日本人はクリスマスを祝いがちですが、かくいうわが家は、じつは数年前からとくにクリスマスに何かすることをやめています。元々「クリスチャンではないのにクリスマスや結婚式で急にキリスト教式になるのは如何に??」という夫の疑問により、質素にちょっとだけそれっぽいメニューにするくらいのクリスマスだったのですが、近年わたしまで「如何に??」という思いが強くなってきたのと、息子も大きくなってとくにクリスマスだからとはしゃぐようなこともなくなったので、「もういっか!」となりました次第です。

そういえば、そんな理由で結婚式も人前式にしたんでした。宗教的に自分が信仰するものはとくにないのですが、父の葬儀で浄土真宗のお坊さんのお話を色々聞いていたらとてもしっくりくることが多かったので、強いて言えば、もし聞かれることがあれば、浄土真宗が良いなと思ったりしています。

でも、オランダのクリスマスディナーはとても気になります。根井さんは普段シェフをしているパパ友さんのクリスマスディナーを堪能されたとのことでしたが、オランダでのクリスマスディナーって「ならではのこれ!」というメニューとかってあったりするんですか?

それから、先週パレスチナ連帯の活動で知り合ったお友達と連れ立って、わたしは2度めのパレスチナ料理店Bisan(十条にあります)に行って来ました! とても気さくな店主さんに笑わせられながら、美味しいパレスチナ料理と中東のお酒を堪能して、とても楽しくほろ酔いました。わたしはちょっとチャレンジして「クサラック」という白ブドウを蒸留した焼酎のようなお酒もいただきました。甘くてスッキリとしていてとても美味しく、しかも全然悪酔いしなかったので行ったらまた飲みたいと思います。依然最悪を更新し続けているパレスチナの状況に気持ちが削られてしまいますが、遠く日本でお料理を提供しながら、店主さんは故郷をどんな思いで思っているんだろうと思うと、こちらが削られてはいられないと思いました。本当に明るく冗談をたくさん言いながら接してくれる店主さんに、心の中で思い切りハグをしました。まだきっとできることは山ほどありますね。一人一人できることを、諦めないでいきたいと思います。

パレスチナ料理どれも美味

1月は根井さんのお誕生日だったのですね! 遅ればせながら、おめでとうございました! 何かお祝い的なことはなさったのでしょうか? わたしは自分の誕生日を大切にしたい方なので、当日はしっかり自分で祝います(笑)。

ちなみに、風邪を引いて寝込んでいたのでボルダリングからちょびっと離れてしまい、寝ているうちに筋肉がどんどん流れて失われていくような恐ろしさを感じたので、完治したらまた取り戻しに行かなきゃー! 家でもトレーニングしなきゃー! と焦っています。根井さんはランニング続いていますか?

本当に、不穏で不安な2026年ですが、わたしはわたしのできることを身近なところから粛々と、(わたしも3月にひとつ年を重ねるので半世紀生きた自分を褒めつつ) 世界中の猫が温かい場所でスヤスヤ眠れるような、平和な世界に祈りを込めて。

おちくんのスヤスヤはお母さんが守る!